UbuntuとWindowsのIME切り替えキーを共通にする方法。

Ubuntu 17.10になって以来、日本語入力と英語入力の切り替えがやや…かなり面倒なことになっています。Unity離れと同時に起きた問題ですがもともとUnityを使用してないLubuntuより深刻。
なんとかできないかと色々いじっていたところ見事解決できたので紹介します。ここで使用するIME切り替えキーは"Ctrl+Space"です。USキーボードなもので。日本語キーボードでは"半角/全角"ですね。日本語キーボードの場合は既に問題解決しているかもしれませんが参考までにどうぞ。

・・・・・Windows・・・・・

特にどっちが先っていうのはないですが先にWindowsから設定していきます。
1. WindowsにGoogle 日本語入力をインストールします。標準IMEをGoogle 日本語入力にしてください。
「え?それAndroidのやつじゃ」って思うかもしれませんがWindows、MacOS、Androidに存在します。Linuxでお世話になってるMozcもGoogle 日本語入力のオープンソース版だったりします。辞書がちょっと残念ですが…
「ATOKがいい!」など他のIMEを使いたいという方は飛ばしてください。ただMicrosoft IMEを含め動作確認ができていませんのでご了承ください。

2. 入力キー設定をします。

タスクバー右の ”A”または”あ”を右クリックしプロパティを開きキー設定の編集…をクリックします。

コマンドでソートし、”IMEを有効化”をどれか一つ残して削除します。
例の場合、入力キーの欄の”Hankaku/Zenkaku”と”Eisu”をそれぞれクリックし、”Ctrl+Space”に置き換えます。

OKをクリックしてウィンドウをすべて閉じます。

もしできなかった場合わかりやすいものに仮設定てください。

※できた場合はここは飛ばしてください。

わかりやすく置き換えたら、編集→エクスポート…で適当な場所にに保存してください。

保存したテキストファイルを開いて”IMEOn”と”IMEOff”の行を選択して置換をします。

例の場合、仮設定したのが”Ctrl+a”なので検索する文字列に”Ctrl a”、置換後の文字列に”Ctrl Space"で選択した範囲のみにチェックしすべて置き換え、保存します。

あとはキー設定に戻って、編集→インポートで書き換えたファイルを読み込めば完了です。OKをクリックしてウィンドウをすべて閉じます。

3. 動作確認をして設定通りならWindowsの設定は完了です。再起動してもできない場合は設定を見直してみてください。


・・・・・Ubuntu・・・・・

1. 言語設定を確認します。

アクティビティ→言語サポート、または、設定→地域と言語→インストールされている言語の管理で言語サポートを開きます。

キーボード入力に使うIMシステムがIBusになっていることを確認します。違っていたらIBusにしてください


2. 入力ソースの変更

設定→地域と言語の入力ソースに+で日本語→日本語(Mozc)を追加します。他の入力ソースは削除します。


3. Mozcの設定

アクティビティ→Mozcの設定を開きます。すると見覚えのあるウィンドウが開きます。

あとはWindowsのGoogle 日本語入力の設定と同じ要領でIMEを有効化・無効化の入力キーを”Ctrl Space”に置き換えます。

一応再起動します。起動後、アクティビティやブラウザの入力ボックスで動作確認をします。問題なければ完了です。



・・・・・

今回はこれで以上です。

ん~なんかあっさりしてたような…Android x86も変えられたらいいんだけど。

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