FiiO X5 3rd用にプレイリストを作る方法(改…?)
過去にFiiO X5 3rdのレビューの中でプレイリストを作る方法を紹介しましたが、2枚目のSDカード(SD2)の曲が再生されないことがわかったので別の方法を紹介します。(SDカード = SD1)
※5/11追記:FiiOのフォーラムにもっとかんたんにプレイリストが作れるツールが紹介されていました。記事の最後に紹介します。
・・・・・原因・・・・・
前回はディレクトリの頭を「../」に変更する方法を紹介しました。
これは相対パスなのでSD1とSD2の曲を混ぜてプレイリストを作成するとSD2の曲(ファイル)がSD1に入っている曲と認識されます。しかし当然SD1にSD2の曲は入っていないため「音楽ファイルが見つかりません。…」となり再生されません。ですが、これは相対パスの反対の絶対パスにすることで解決できます。
余談:SD2にSD2の曲が入った相対パスのプレイリストを入れてみましたが再生されませんでした…僕だけ?
・・・・・SD2の曲も再生されるように・・・・・
前回は文字だけの説明で済ませましたが今回は画像も交えて説明していきます。
1. SD1とSD2のドライブレターが別になるようにします。
こうしないとあとがとても面倒です。PCにSDカードスロットがある場合やX5をPCに接続して充電したくない人はSDカードを直接PCに挿していると思います。ですがこの方法だとSDカードを入れ替えてもドライブレターは一緒になってしまいます。なのでX5をPCにつなぐか、ちがうSDカードリーダーを使用してドライブレターが別々になるようにします。
2. いつも通りプレイリストを作成します。今回はfoobar2000を例にします。
ShelterとアンサーがSD1(F:)、ヒトリゴトとハーモナイズがSD2(H:)です。リストを作ったらFile→Save to playlist as EXTM3Uで保存します。
m3uのプラグインを入れていない場合はこちらからファイルをダウンロードして解凍し、foobar2000のFile→Preferences→Componentsを開き、解凍して出てきたfoo_extm3u.dllをD&DしてOKします。再起動されるとFileにSave to playlist as EXTM3Uという項目があるのでそれで保存します。
4. 保存したプレイリストをテキストエディタで開いて編集します。
サクラエディタやMeryなどの正規表現が使えるテキストエディタをおすすめします。ここではMeryを使います。
a. まず、#[No.],[Album] - [songname] を削除します。置換で検索する文字列に「^.*#\d.*\n」、置換え後の文字列は空白にして正規表現を使用するにチェックを入れます。
一応検索して問題なければすべて置き換えで削除します。
b. 次にドライブレターをX5 3rdの絶対パスに置き換えます。正規表現を使用するのチェックを外します。
ここでは「F:\」がSD1、「H:\」がSD2です。
まず「F:\」を「/mnt/external_sd1/」または「../」に置き換えます。絶対パスの「/mnt/external_sd1/」をおすすめします。
次に「H:\」を「/mnt/external_sd2/」に置き換えます。
5. SD1かSD2に編集したプレイリストファイルをコピーします。
置き換えでF:\」を「../」に置き換えた場合はSD1に入れてください。
6. X5 3rdで確認して問題なければ完成。
とりあえず再生可能
プレイリストを登録してもちゃんと再生できました。画像ではハーモナイズのアルバムアートワークがなぜか表示されていませんが実際はちゃんと表示されています。
・・・・・おまけ・・・・
Meryは簡単にマクロ(自動処理)を簡単に作ることができます。マクロ→記録/停止をするか赤い小さな丸いアイコンを押すことで記録が始まります。あとは置き換え作業をやって停止してマクロ→名前をつけて保存をすれば次回からクリック一つで置き換え作業が終わります。
・・・・・後日談・・・・・
・・・・・
今回はこれで以上です。
FiiO X5 3rdが日本で公式に販売されることが決定されました!…5万以下ってオヤイデ頑張ったな。僕が買ったときより若干安いんですけど。X7を教訓にしたのかな。
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