Mi Notebook AirにUbuntuをインストールしよう!
特に難しいことはありませんがWin10とUbuntuのデュアルブートのインストール手順を紹介します。
・・・・・ 準備 ・・・・・
0.PC1台、USBメモリー 1つ (4GB以上推奨)を用意。
1.まず、Ubuntuのインストーラーイメージをダウンロードします。本家の英語版(グローバル、日本語あり)とちょっと日本語を強化した日本語Remix版がありますが、インストールするときもしたあともどっちを選んでも変わらないので気分で選んでください。救急ブータブルメディアとして持ち歩いたりする場合は日本語Remixのほうが使いやすいかもしれません。
2.ダウンロードしたisoファイルをUSBメモリーに解凍しブータブルUSBを作ります。たくさんツールはありますが今回はWin32 Disk Imagerを使いました。どのツールを使ってもUSBメモリーはフォーマットされてしまいますので中に入っているデータは避けといてください。
このソフトはインストール必須ですがRufusというツールはインストールしなくても使えて日本語対応ですが設定項目がちょっと多くて、間違えると起動せず作り直しになるので注意が必要です。ちゃんと使えればかなり便利なツールです。
3.事前にWindowsとUbuntuをインストールする領域(パーティション)を切り分けておきます。
スタート(Windowsロゴ)で右クリック→ディスクの管理を起動します。
一番大きい領域(C:\)で右クリック→ボリュームの縮小をクリックします。
今回はUbuntuに30GBを用意します。
こんな感じになったら再起動します。
4.メーカーロゴ(Mi)で、すかさずF2キーを押してBIOS設定に入ります。SecurityタブのSecure BootをDisabled(無効)に、BOOTタブのUSB BootをEnabled(有効)にしてF10でセーブして再起動します。
メーカーロゴ(Mi)で、すかさずF12キーを押して起動ディスクを選びます。Windows Boot Managerではない方を選びます。なんとなくわかると思います。
Grub(黒の背景)が出たらOKです。メニューにはTry UbuntuとInstall Ubuntuなどがあります。通常使うのはこの2つのうちどれかです。
Try Ubunutはインストール前にUbuntuを体験することができます。
Install UbuntuはそのままUbuntuのインストールに入ります。キャンセルすればUbuntuのデスクトップになってTry Ubuntuと同じ状態になります。Try Installを英語版で選択する場合、一度Install Ubuntuを選択して日本語を選んでキャンセルしないとすべて英語表記になります。
・・・・・ インストール ・・・・・
いよいよUbuntuをインストールしていきます。
日本語を選んで続ける。
グラフィック、Wi-Fi機器、Flash〜にチェックを入れます。
Ubuntuのインストール中にアップデート〜にチェックを入れてもいいですが個人的にインストール後に削除したいパッケージ(アプリケーション)があるので今回はチェックを入れていません。(最後に記述)
さっきSecure BootをDisabledにしていると下に出ているパスワードの入力などは出ません。
続けるを押すとしばらく止まりますがソフトウェアをダウンロードしているのでしばらく待ちましょう。
ダウンロードが進むとインストール方法がいくつか提案されますが今回はそれ以外を選びます。
(UbuntuをWindows Boot Managerとは別にインストールでも大丈夫だと思いますが保証はできません。)
なんかたくさん出てきますがnvme0n1p(約31457MB)をクリックして
フォーマットをext4、サイズを300MB(250MBくらいで大丈夫)、マウントポイントを「/boot」
に設定します。(設定後299MBになるなど若干少なくなりますが正常です。)
パーティションの初期化にチェックをいれておきます。
で、OK。
今度はnvme0n1p5(約31158MB)をクリックして
フォーマットをext4、サイズはいじらず、マウントポイントを「/」
に設定します。パーティションの初期化にチェックをいれておきます。
で、OK。
ブートローダーをインストールするデバイス:を
/dev/nvme0n1p5に設定します。
インストールをクリックして画像のように設定したパーティションがインストール先になっていたら続けるをクリックします。
地域設定です。TokyoとかOsaka?で日本になっていればピンはどこでもいいです。
続けるをクリック。
キーボード設定です。ここはMi Notebook AirがUSキーボードなのでEinglish(US)を選びます。
下のテスト入力のテキストボックスで確認できます。
終わったら続けるをクリック。
PCの名前ユーザー名、パスワードなどを決めます。
ホームフォルダーを暗号化するにチェックをするとセキュリティー対策になりますが、システムに異常が発生して復旧するときに障害になる可能性があります。
終わったら続けるをクリック。
インストールが終わるまで待ちます。10分くらいで終わります。
インストールが完了するとこの画面になります。特に問題なければ再起動します。
途中でメッセージが出るのでUSBメモリーを抜いてEnterキーを押します。
再起動後、準備4のときのようなGrubの画面になります。これからはOS起動前にここで起動するOSを選びます。既にUbuntuが選択されているのでそのままEnterキーを押します。
最初にスクショを撮ったはずなのですが手違いで消してしまったためカスタム済みの画像ですが…このようにログイン画面が出ればインストール完了です。
・・・・・ 仕上げ ・・・・・
このままだとWindowsを起動したとき時計が毎回−9時間ずれます。なのでターミナル(端末)を開いて以下を入力します。
sudo timedatectl set-local-rtc 1
一応NTPサーバも変更しておきます。
sudo nano /etc/systemd/timesyncd.conf
テキストエディタみたいなのになるので方向キーで一番下にカーソルを移動して
NTP=ntp.ring.gr.jp
を入力します。
できたら、Ctrl+X → Y → Enter→Enterで完了です。
もしかしたら次回Windwosを起動するときは9時間ずれているかもしれませんがその時は設定で時間を合わせてください。それ以降はずれなくなります。
あとは、
sudo apt-get update && sudo apt-get -y upgrade
でソフトウェアをアップデートします。
・・・・・ おまけ ・・・・・
で、僕が個人的に削除したいパッケージは
Office関係、ゲーム関係、Unity8関係、Firefox、thunderbird(メールクライアント)、謎のブラウザや電卓、カレンダーなど
sudo apt-get -y purge libreoffice-avmedia-backend-gstreamer libreoffice-base-core libreoffice-calc libreoffice-common libreoffice-core libreoffice-draw libreoffice-gnome libreoffice-gtk3 libreoffice-help-en-gb libreoffice-help-en-us libreoffice-help-ja libreoffice-impress libreoffice-l10n-en-gb libreoffice-l10n-en-za libreoffice-l10n-ja libreoffice-math libreoffice-ogltrans libreoffice-pdfimport libreoffice-style-breeze libreoffice-style-elementary libreoffice-style-galaxy libreoffice-style-tango libreoffice-writer gnome-mines gnome-sudoku libgnome-games-support-1-2:amd64 libgnome-games-support-common webbrowser-app gnome-mahjongg gnome-calculator aisleriot thunderbird thunderbird-gnome-support thunderbird-locale-en thunderbird-locale-en-gb thunderbird-locale-en-us thunderbird-locale-ja fonts-opensymbol guile-2.0-libs libabw-0.1-1 libboost-date-time1.62.0 libcdr-0.1-1 libclucene-contribs1v5 libclucene-core1v5 libcmis-0.5-5v5 libe-book-0.1-1 libeot0 libetonyek-0.1-1 libexttextcat-2.0-0 libexttextcat-data libfreehand-0.1-1 libgc1c2 liblangtag-common liblangtag1 libmhash2 libmspub-0.1-1 libmwaw-0.3-3 libmythes-1.2-0 libneon27-gnutls libodfgen-0.1-1 libpagemaker-0.0-0 libqqwing2v5 libraptor2-0 librasqal3 librdf0 librevenge-0.0-0 libvisio-0.1-1 libwpd-0.10-10 libwpg-0.3-3 libwps-0.4-4 libyajl2 qtdeclarative5-accounts-plugin qtdeclarative5-ubuntu-download-manager0.1 unity-webapps-qml uno-libs3 ure firefox firefox-locale-en firefox-locale-ja unity-scope-firefoxbookmarks gnome-calendar unity8 ubuntu-system-settings && sudo apt-get -y autoremove --purge
これで一気に消えます。ただ、ブラウザ関係は完全に吹っ飛ぶので事前にGoogle Chromeをダウンロードしておきます。これをパッケージのアップデート前にやります。あとで必要になってもUbuntuソフトウェアセンターとかaptコマンドでインストールできます。
・・・・・
今回はこれで以上です。
小さな夢が1つ叶いました。あとはMacOSかな…実はもうできてたり…?
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