MeeGoPad T04にWindows 10をクリーンインストールした。

突如登場したアぶラまん。これからも記事を出すかもしれなくもなくもないですが今後ともこのブログとともによろしくお願いします。


…本題
タイトルがやや強気ですが今回は前回に予告した通りT04にプリインストールされたWindowsはなんかちょっと怖いのでWindows 10をクリーンインストールしたいと思います。

OSのクリーンインストールで一番怖いのがドライバーがメーカーサイトやフォーラムにない・インストールできない・使えないことです。前ブログで紹介したタブレッドも何度かクリーンインストールしてドライバーもフォーラムからダウンロードしインストールしましたが完全には戻りませんでした…。この経験を踏まえ今回は被害を最小限に抑えます。

・・・・・下準備・・・・・

用意するもの

  • USBメモリー 2GB(これをA-USB)と8GB(これをB-USB)
  • USB接続のキーボード(無線アダプタ付きでも良い)
  • USB接続のマウス(無線アダプタ付きでも良い)
  • USBハブ(あるとやりやすい)
  • T04以外にもう一台PCがあると時短できます。

内容

  1. ドライバーのダウンロード
  2. ドライバーのバックアップ
  3. プロダクトキーの控え
  4. Windows 10のインストールUSBの作成

※PCがもう一台ある場合は先に4. Windows 10のインストールUSBを作成 を行い作成中に1~3を行うと時短できます。

1. メーカーサイトのフォーラムからT04のドライバーをダウンロードします。

DriversのDrivers for Cherry-Trail devicesの「MeeGopad T04」をクリックします。Google Driveに「T04 - Windows 10 Drivers.7z」と「T04.7z」がありますが「T04.7z」のほうをダウンロードしてください。Windows 10の方ではありません。ダウンロードが終わったら解凍してA-USBのほうに入れてください。7zipは標準では解凍できません。7-Zipなどをインストールしてください。


2. 次に窓の杜からDouble Driverをダウンロードします。

このソフトはPCにインストールされているドライバーを一括バックアップし、一括でインストールできるソフトです。

ダウンロードが終わったら解凍し、dd.exeを起動します。

Backup → Scan Current SystemとするとPCにインストールされているドライバーが表示されます。

予めMicrosoft製以外のドライバーのチェックボックスにチェックが入っています。このままバックアップしても問題ありません。すべてのドライバーにチェックを入れるにはSelectタブの「All」を選択すればOKです。ちなみにMicrosoft製ドライバーは復元するときほぼ失敗します。

あとは「Backup Now」でバックアップ場所と方法を選択します。バックアップ場所はdd.exeやddc.exeが入っているDouble Driverフォルダーを指定します。あとはデフォルトで大丈夫です。

しばらく待ちます。その間に…

3. PCのプロダクトキーをバックアップしておきます。

RJlsoftwareからWindows Product Key Viewerをダウンロードします。Compressed .ZIP Fileのほうをダウンロードします。終わったら解凍しWindows Product Key Viewerを起動します。

PCのプロダクトキーが表示されるので左上のフロッピーディスクのアイコンでテキストファイルとして保存します。保存先はA-USBを指定します。

保存し終わって閉じようとすると「支援してくれませんか?」みたいなのが来るのでOKでもNOでも大丈夫です。どっち選んでも閉じるまで10秒かかります。

ドライバーのバックアップが終わった閉じ、Double DriverフォルダをA-USBにコピーしてA-USBを取り出します。


4. 次に、Windows 10のインストールUSBを作成します。

MicrosoftからMediaCreationToolをダウンロードします。「ツールを今すぐダウンロード」でダウンロードできます。

B-USBをPCに挿してMediaCreationToolを起動します。同意する → 他のPC用にインストールメディアを作るを選択 次へ

このPCにおすすめのオプションを使うのチェックを外して、

言語:日本語、エディション:Windows10、アーキテクチャ:64ビット(x64)を選択して次へ

プロダクトキーがなんとかってメッセージが出ますがパッケージがあってますからプロダクトキーが合わないことはないですし、プロダクトキーの入力を求められてもプロダクトキーのバックアップを取っているので大丈夫ですのでOK。

USBフラッシュドライブを選択して次へ

ちゃんとB-USBが指定されているかチェックして次へ

このあとダウンロード、ダウンロードの検証、メディアの作成とネット回線とPC性能、USBメモリの転送速度にもよりますが大体40分くらいかかります。


この画面になったら完了です。完了をクリックしないと大量のキャッシュファイルが残る可能性があるのでalt + f4で終了しないで完了を押しましょう。

これで準備完了です。既にT04内に必要なファイル等があったらバックアップを取ってくださいクリーンインストールなので全部消えます。OSごと。


・・・・・クリーンインストール・・・・

T04をシャットダウンしB-USBを挿します。USBハブがあれば挿してUSB接続のキーボードも挿します。

T04を起動させ、すかさずキーボードのescキーを連打します。Windowsを起動してしまった場合、再起動してまたescキーを連打してください。BIOSに入れたらBootタブにして、刺したUSBメモリーを選択してenterキーを押してください。BIOSやブートローダーではUSBマウスが使えたりします。

今すぐインストール→同意します。で次へ→カスタム:Windowsのみをインストール

パーティションの編集画面になります。ここはすべてのパーティションを削除し、ひとつにしてください。これでOSを含むすべてのデータが飛びます。

次へをクリックするとあとはインストール作業が自動的に行われます。大体30分くらいです。その後1回か2回ほど自動的に再起動します。

その後「すぐに使い始めることができます。」になったら各自、自分好みの設定に合わせながら進んでください。「ようこそ」になり初期のデスクトップ画面になればクリーンインストール完了です。


・・・・・ドライバーインストール・・・・・

B-USBを取り出し、A-USBを挿します。エクスプローラーを開き、USBメモリー→T04→Installer→PlatformInstaller→Setupを起動します。UACが出るので「はい」を選択します。大体わかると思います。同意してnextをクリックします。Intel製のいろんなドライバーがインストールされます。無線LAN、オーディオ、ディスプレイ(グラフィク)など。時々「このドライバーをインストールしますか?」と何回か出るのですべて「インストール」。ある程度進んでいくと今度は「再起動する必要があります」と出ますがまだ作業が終わっていないので「後で」を、選択します。その後インストーラーの方でも英語表記で「再起動しますか?」と出るのでそのまま再起動してもいいですし、インストーラーを閉じで自分で再起動してもいいです。
その後、エクスプローラー→T04→Installer→SEC Installer→SetupTXEを起動します。今度は日本語なのでわかると思います。基本的に先ほどと同じです。再起動はしないかもしれませんが。
あとはInstaller→UART→setupでドライバーをインストールして終わりです。こちらも日本語なのでわかると思います。
しかしなぜか無線LANが使えません…
再起動しBIOSを起動します。Advancedタブの一番下の項目のSystem Component→BCM4356をDisabledからEnabledに変更します。設定をセーブし再起動すると使えるようになっています。
これでクリーンインストール・ドライバーのインストールが終わりました。あとはWi-Fi接続するかイーサネット接続してWindows Updateを行います。

順調にいけば1時間くらいかかります。長い時は2〜3時間かかってしまいますが何もせず気長に待ちましょう。下手に失敗すると面倒なことになりますので。これはクリーンインストールしてもしなくても初期状態のPCがたどる運命なので。

再起動して今度こそ完了です。再起動に10分くらいかかりますが・・・

結局、バックアップした、ドライバー・プロダクトキーは使いませんでしたが取っておいて損はない思います。今後使うことになるかもしれないので。

今回はこれで以上です。次回はT04をサーバー化していきます。


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